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2011-04-28 

ジャッキー・チェン×ジェット・リー=? ――映画「ドラゴンキングダム」を観る 

夜中にエロ動画のサンプルで圧迫されたノートPCのHDDをしこしこと整理していたら、Dドライブの奥底にひっそりとこびり付く「ドラゴンキングダム」を発見してしまいうっかり観た。

本作は、ジャッキー・チェンとジェット・リーというハリウッドの2大中年アクションスターが夢の共演を果たすという、想像するだけで胸焼けしそうな、実際に胸焼けのする1本。物語の冒頭で、主人公であるアメリカの童貞男が不良少年達からリンチを受けつつ、ひょんなことからファンタジックな中華世界へと迷い込む。そこでは、かつて孫悟空(!?)をペテンにかけて倒したジェイド将軍という変な人が圧政を敷いて民を苦しめていた。主人公は現実世界の骨董品屋で見つけた如意棒を孫悟空へ返却するため、そしてジェイド将軍を打倒するため、右も左も分からない世界を旅するというストーリーである。なんなんだ一体。

ドラゴンキングダム
▲左から、ジェット・リー、ジャッキー・チェン、外人、リウ・イーフェイ。どう見てもサラリーマンを襲う直前のホームレス4人組にしか見えない

んで、この童貞少年の旅のお供となるのが、ジャネット・ジャクソンのようなカツラを付けたジャッキー・チェン演じる酔拳の達人と、ジェット・リー演じる謎の修行僧だ(なんか“J”だらけ)。本作は西遊記や武侠小説をモチーフとしているようだが、基本的には「ジャッキーとジェットを戦わせてみたかった」だけのようで、アクションシーン以外は柿の種のピーナッツ以上に不要なシーンの連続という内容。平たく言うと「は?」としか言いようのない作品だが、とはいえ私ぐらいの低所得者になってくると作品が放つ見たくもない良さが見えてくる。

まず第一に、ジェット・リーの顔が面白い。

ハリウッドのにらめっこ大会ではウィレム・デフォーに惜敗したという彼だが、今回は孫悟空と修行僧の1人2役で大活躍。とくに修行僧バージョンのジェットは完全にハゲており、目を閉じて座禅を組む彼の後方45度からアングルは、近くにいたら間違いなくスリッパで「スパンッ!」とシバいているであろう貫禄の佇まいである。では正面を向いたジェット・リーはどうかといえば、やはりスリッパでシバきたくなるから不思議だ。

第二に、ヒロインのゴールデン・スパロウを演じるリウ・イーフェイがかわいい。

Wikipediaによると、日本でも「イーフェイ」の名で「出ましたっ!パワパフガールズZ」という不気味なタイトルのアニメのエンディングテーマを歌っていたらしいが、正直ぜんぜん知らない。とはいえ、平野綾ライクな寄り目とほしのあきのようにぽってりとした唇は魅力満点だ。どうでもいいが、アンジェリーナ・ジョリーとかいうおばさんのグレープフルーツの果肉のような唇を「セクシーだ」とかいってありがたがっている人の気がしれない。頭悪いだろ絶対。

第三に、ジェット・リーの顔がマジで面白い。

ハリウッドのにらめっこ大会では3位のキアヌ・リーブスに大差で勝利したという彼だが、今回もダニー・ザ・ドッグの10倍ぐらい犬みたいな顔で登場している。彼の面白い顔はハリウッドでも実際に強く認識されているようで、振り返ってみれば彼の役は「悟っているか困っているか」の2択だったりする。どちらかの表情しかできないのだ。彼が実力派俳優として脱皮するには「悟っても困ってもいない」という役のオファーを定常的に受けられるようになることが必要だろう。

そんなこんなで、こんなにも面白い「ドラゴンキングダム」。32インチ以上の液晶テレビならジェット・リーの鼻の穴もより黒く見られるので、再生環境にもぜひ気を配って鑑賞してほしい。

ドラゴン・キングダム [Blu-ray]
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京都府生まれの執筆業者(3234歳/男/東京都世田谷区在住一時的に京都府在住)。ライティングやらWebのお仕事やらをしています。

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