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2009-10-16 

これが限界かも……。最新劇場版「スタートレック」を観てきた 

DVD発売(11月)直前という素っ頓狂なタイミングではあるが、廃墟寸前で今にも崩れ落ちそうな三軒茶屋シネマに急行して、天井崩落に怯えてぶるぶる震えながら劇場版「スタートレック」の最新作を観てきた。

スタートレック 劇場版 2009
▲若き日のスポックを演じたザッカリー・クイントはびっくりするほどハマってたなー

個人的には★4(厳密には3.8ぐらい)。感想をつらつらと書くのが面倒なので、良い点と悪い点(のとくに目立った点)を箇条書きで。あらすじやキチンと書かれたレビューなんかはどっか別のところで適当に見てくらはい。

■良い点
・小物とセットの“サイバー&レトロ”な感じがステキ
・グラフィックスおよびエフェクトがやたらと高クオリティ
・配役がバッチリ(エリック・バナ以外)

■悪い点
・艦隊における指揮系統や忠誠心の描写が不足
・バルカン人における感情と論理の対立構造の描写が不足
・ロミュラン人における背景の描写が不足。ただの蛮族

上記をまとめると、要するに“映画でしかできなかったこと”が良い点として、一方で“映画だからできなかったこと”が悪い点として表れている。それはもう、見事なまでに。

スタートレックはドラマとして歴史を重ねてきたシリーズ。ドラマということはつまり“圧倒的に大きくはあるが目の前にはない抑圧や葛藤”を長い時間をかけて開放していくシステムということであり、そもそもがゲームでいうRPGのような構造でカタルシスが設計されている。

本作はエンターテインメントとしてたしかに面白くて、終始小気味良いテンポで緊張感を保ったまま視聴できる紛れもない良作。シリーズファンも(おそらく)初見さんも等しく満足できる内容だとは思うが、その一方で「これがスタートレック劇場版の限界かな」とも感じる。

マスに受けた作品の一部を切り出してエッジを立たせる、逆にマイナーな作品をよりマスに受けるよう味付けするという二つの方法論があったとして(もっとあるけど)、スタートレックの場合はどうしても後者を選択せざるを得ない。そうすると、結果としてあらゆるターゲットに与えるインパクトがセーブされるし、今回も実際にそんな感じだった。“ブレーキを踏みながらアクセル全開”みたいな。

まぁ実はそのあたりもファンはすでに様式美として受け入れていて、個人的にもそれはそれで愛着がわかんわけでもないんだけど、まぁ、うん、面白いからいいかな、いや、でもな~、うーん、まぁいいか、という感じ。少なくとも、こうやって作っていくうちにスタートレックは衰退していくんだろなー、という漠然とした印象は残った。まぁ、そういう思いの去来を楽しめるのもファンの特権だと言えないこともないし、それをうらやましいと思うかうっとおしいと思うかですな。そんなもんだ。

というわけなので、シリーズのファンじゃない人には相変わらず「面白いから観てみれば? 興味があったらTVシリーズのDVD貸してやんよ」ぐらいしか言えない。“出会うこと”もその人のセンスだと思うから、最近はもうあまり強くお薦めしたりしないんだぜ。

~微妙に追記~
英語のチンプンカンプンな私が言うのもナニだが、なんか字幕の翻訳が微妙な気がした。DVD出たらもっかい見てみよう。あ、さすがに本作はブルーレイで見たいなぁ。そういえば10月1日は私の誕生日だったので、どなたかPS3をプレゼントしてくれてもよいですよとメモ。

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京都府生まれの執筆業者(3234歳/男/東京都世田谷区在住一時的に京都府在住)。ライティングやらWebのお仕事やらをしています。

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