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2009-03-19 

WBCを見ていて思う。「盗塁が少なすぎる」と 

個人的にスモールベースボールの定義は、

「単打×2、または単打×1+(四球や死球)で1得点すること」

だと思っている。定義というか、こうあってほしいという願望に近いけど。

上記を満たすには、まず出塁すること、そして出塁した走者がもれなくスコアリングポジション(まぁ2塁以上)にコマを進めることが前提となるのだが、ここでは確率の低い2塁打、3塁打をあてにしないので、必然的に送りバントや盗塁が必須となる。

WBCを見ていると、スモールベースボールの必須要素である送りバントや盗塁が少なすぎるように思える。これは有名選手を招いたドリームチームであるがゆえに監督が絶対的な采配権を得られない点にも原因があると思うが、それにしても少ない。

シンプルに考えれば、走者の盗塁成功率が打者の打率を上回る場合は盗塁を前提にするべきではないのかと思える。以下は、捕手個人の盗塁阻止率と走者個人の盗塁成功率をクロスした場合の平均的な盗塁成功率である。

    捕手の
盗塁阻止率
  10%15%20%25%30%35%40%45%50%
走者の
盗塁成功率
40%73%65%57%50%45%39%34%30%25%
45%77%69%62%56%50%44%39%34%30%
50%81%73%67%60%55%49%44%39%34%
55%84%77%71%65%60%54%49%44%39%
60%87%81%75%70%64%59%54%49%44%
65%90%84%79%74%69%64%59%54%49%
70%92%88%83%79%74%69%64%60%55%
75%94%90%87%83%79%74%70%65%60%
80%96%93%90%87%83%79%75%71%67%
85%97%95%93%90%88%84%81%77%73%
90%98%97%96%94%92%90%87%84%81%
95%99%99%98%97%96%95%93%91%89%

▲出展は「クイズ番組での確率の問題です」(OKWave)。算出するための仮定の数値が多いので「大正解!」ではないだろうが、びっくりするほど大きくは外れていないと思われる。

表を見ると分かる通り、走者盗塁成功率が45%を上回る、または捕手の盗塁阻止率が45%を下回ると、全体としての盗塁成功率は3割を超える。つまり、打者の打率が3割を下回るなら、走者は積極的に盗塁を狙うほうが割がいいのである。少なくともデータ上は。

もちろん盗塁の成功率算出要素としては、バッテリーの警戒度や野手との連携習熟度、投手の牽制のうまさなどがある。だがそれはまた別の公式を作ればいい。上記のようにパターンを決めれば、出塁と盗塁と、最後に得点するための単打という三つの要素に注力できる。出塁率を上げるためにカットを繰り返して四球を誘う練習をしてもいいし(これは投球制限のあるWBCにおいてとくに有効だろう)、左バッターを並べることで右ピッチャーの登板を誘い、牽制球の危険度を下げるようメンバーを編成してもいい。打者が狙う打球の方向もおのずと決まってくるはずである。

少なくともスモールベースを標榜するなら、上記のように得点パターンを決めて、それを軸に人選や作戦立案をすべきかと思う。でないと、選手もそもそも試行錯誤の足がかりが与えられていないので迷いが多い(はず)。対策をとられたら? と思ってこそ、やっとそこで“パターンを崩す”という高度な作戦や“アイデア”が生きてくる。“裏”をかく前の“表”がないから弱い。面白くない。

にもかかわらず、野球は面白い。見てしまう。困る。えへ☆

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京都府生まれの執筆業者(3234歳/男/東京都世田谷区在住一時的に京都府在住)。ライティングやらWebのお仕事やらをしています。

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