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2010-05-27 

クオリティが低いのはセカイ系という類型そのものではなく、セカイ系を採用した個別作品群 

セカイ系

→「セカイ系なんて知性の衰弱だ。全部資源ゴミに出していいぞ」(アルファルファモザイク)

セカイ系という類型そのものに問題があるのではなく、セカイ系を採用した個別タイトル群のクオリティが一様に低いのが問題なんですな。まぁその残念な相関についてはほとんど宿命的だときっと――私を含む――多くの人が認めるところだとは思うけど、やっぱりそれはそれと割り切って歯を食いしばりつつ「悪いのは個別タイトル(泣)」と声に出さないといけないわけで。

まぁ“一般化”はネットにおける“釣り”の常套手段なので、盛り上がるだけ盛り上がればいいと思う。ただ、とりあえずは多くの解釈の存在する“セカイ系”という言葉に対して、なんらかの定義を共有してから議論してほしいなー(ちなみに私が“セカイ系”という時は、東浩紀氏の定義するそれを使っている)。

あとちょっと関係ないけど、エヴァがセカイ系の代表格みたいに語られるのは――歴史の文脈上はしようがないとは思うけど――少し違和感がある。私のエヴァ観賞が成人後ってのもあるだろうけど、エヴァの良さに対するセカイ系であることの貢献度って、そんなに高くないと思うんだよねぇ。

というわけで念のため自分の立ち位置をまとめておくと、

「セカイ系という類型に良し悪しなど存在しない。たしかにゴミのような作品だらけで個人的には日夜吐き気を催しているが、それはあくまでも個別作品の問題」

つーこって。


■バガボンド 33巻

そういえば今日発売だったな。

バガボンド(33) (モーニングKC)
バガボンド(33) (モーニングKC)
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2010-05-23 

「犬の力」を薦めながらiPadや梅田望夫思想の実践をdisったりする 

なんつうか、こう、レッキングクルーでゴールデンハンマー取った時みたいに、スカッと爽やかな瞬間が訪れないもんかね。

■「犬の力」上下巻を読了

犬の力 上 (角川文庫)
犬の力 上 (角川文庫)

いやぁ、私はドン・ウィンズロウのファンだし楽しく読めたけど、こんな作品に「このミス」1位を与えるとはなかなか商売っ気のない話ですな(笑)。ちなみにニール・ケアリーシリーズを始めとしたウィンズロウ作品を人に薦めることが多いのだが、見事なまでに反応が悪い(というか読んでくれん)。まぁ簡単に言えば“業界もの”だから、単一のテクストから複数の愉悦をほじくり出すために“素養”が必要になるのもたしか。映画「トラフィック」とか「ブロウ」とか好きな人なら楽しく読めるはず。


■iPad/Apple周り

iPad Apple

→iPhone/iPadがAndroidに負ける4つの理由(てきとーに、てきとーに。)

iPhone/iPadからすればAndroidは強力な悪貨になるだろうから勝って当然だべ。しかし不思議だ。本当にこの構図なら当然私はAppleに肩入れしないと――個人的に――論理的整合性が取れないのだが、そうならない。おそらく、のんきな人達から金巻き上げるなら、1社じゃなくて(私も含めて)みんなで分かち合おうよと思っているからだろう。げへへ。


■ポジティブな言葉

どうも梅田望夫氏登場(?)以降、なにかと物事を前向きに捉えて発言する風潮が強い。でも正直「実際のところネガティブに感じていたとしたら、ポマイのそのポジティブ発言はただの“嘘”だからな。心の中でやれバカ」と思う。つーか、ポジティブな言葉の価値を相対的に下げるなっつの、みたいな。バーカ。
2010-05-15 

なぜ私は駄作ばかり掴まされるのか? 「サマーウォーズ」を視聴 

※体調極悪で仕事を休み中なので、GWに書いたメモを改変してうp。健康な体がほしいなーまじで。

「面白い」「○回も見ちゃった」と評判の「サマーウォーズ」を観た。

サマーウォーズ

行動原理が不明で感情移入不可能なキャラクター、荒唐無稽な非現実、比喩としての整合性を欠いたデジタル世界の表現(攻殻機動隊を見習ってほしい)と、「ポマイラこんな感じが面白いんだろ?wwww」とニーズドリブンで作られたとし思えない完全な駄作。観ていて目を背けたくなったが、頑張って薄目でチラチラしながら最後まで観た。当然★1。金返せ。

この程度で騒がれるということは、アニメってとことんハードルが低い(批評空間のレベルが低い)んだなと改めて認識。これを「クールジャパン」とか言って輸出するのだけは恥ずかしいので辞めてほしい(作画技術とかは知らんけどね。私はその点を評価する目を持ってないから。ただ少なくとも、高いとされる作画技術は私の作品の評価に対してはなんの寄与もせんかったけどね)。

しかし、なんでこうカタルシス構造がひ弱な作品が多いんだろうか? ジェットコースターで言うと“登り”が少ない。最初から頂上にいてあとはダラーッと落ちるばかり。抑圧も開放もあったもんじゃない。

思うに、これはおそらく昨今の視聴者が“抑圧”部分の退屈さ(そこを退屈でないように描くのが腕なんだけど……)に耐えられないんじゃないかという、制作者側の“侮り”からきているのだと思う。要するにバカにしている。でも、視聴者はバカにされつつも本作を“面白い”と評してしまうのだから、結局は制作者は正しかったことになる。つまりは、バカにされてしかるべき。そしてこれからも上記の方法論を用いた作品が量産され続けるという仕組みなわけですな。

あーあ。同じくGWに見た――私の中では★2の――AVP2の方が5000倍面白かった(なんてレベルの低い戦いなんだ!)。未熟な内にコモディティ化しちゃったアニメの行く末はどんな感じなんじゃろうか? そんなに興味ないけど。

せっかくなので、過去のアニメ関連イチャモンでも貼っておこう。

→「アニメーターの給料が安いのは搾取のせい」という論調が嫌い
→日本のアニメってそんなにすごい?
→「精霊の守り人」のアニメは駄作

ちなみに、これはずーっと一貫して主張(?)してることだけど、問題はアニメという媒体そのものではなく、乗っかってるコンテンツだから。そこんとこ誤解なきよう。

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京都府生まれの執筆業者(3234歳/男/東京都世田谷区在住一時的に京都府在住)。ライティングやらWebのお仕事やらをしています。

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